「琴線に触れる」を間違って使うな!正しい意味と驚愕の誤用率

世の中には、やたらと日本語を間違って使う輩が多い。

特にヤバいのが「琴線に触れる」の誤用率。文化庁の調査によると、誤解している人が3割を超えているらしい。
もうね、日本語崩壊の危機ですよ。

今回は、「琴線に触れる」の正しい意味と、いかに多くの人が間違えているかをデータを交えて解説してやる。

お前ら、これを読んでちゃんと学べよ?

目次

文化庁の調査結果がヤバい!「琴線に触れる」の誤用率

まずは、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」(平成27年度)を見てみよう。

「琴線に触れる」の意味についての回答

意味平成27年度(%)平成19年度(%)
(ア)感動や共鳴を与えること(正答)38.837.8
(イ)怒りを買ってしまうこと(誤答)31.235.6
(ア)と(イ)の両方3.41.4
(ア)や(イ)とは全く別の意味4.80.6
分からない21.824.6

文化庁/平成27年度「国語に関する世論調査」より

はい、見ての通り 31.2%の人間が「琴線に触れる」を「怒りを買う」と誤解 している。

しかも、「分からない」と答えた人が21.8%もいる。
つまり、全体の半分以上が正しく理解していない という恐るべき事実だ。

これはもう、国語教育の敗北と言ってもいいレベル。
平成19年度よりは若干マシになっているが、誤用率が3割を超えている時点でアウトだ。

「琴線に触れる」と「逆鱗に触れる」の違いを理解しろ

お前らが間違いやすい原因は明確。「琴線に触れる」と「逆鱗に触れる」を混同しているからだ。

表現意味例文
琴線に触れる感動や共鳴を与えること「その詩の美しさが私の琴線に触れた」
逆鱗に触れる怒りを買うこと「上司の逆鱗に触れ、こっぴどく叱られた」

見ただろ?「逆鱗に触れる」は怒らせるときに使うんだ。

「琴線に触れる」は「感動する」ときに使う。

たとえば、

「彼の失礼な発言が彼女の琴線に触れた」 → 完全に誤用
「彼の心温まる言葉が彼女の琴線に触れた」 → 正しい

分かったか?間違えると知性が疑われるから気をつけろよ。

正しい使い方!「琴線に触れる」は感動する場面で使え

お前ら、もう間違うなよ?正しい使い方はこうだ。

「この映画のラストシーンが、私の琴線に触れた」
「祖父が昔話を語る姿に琴線に触れ、思わず涙がこぼれた」
「彼のピアノ演奏は多くの人の琴線に触れ、会場は感動に包まれた」

どれも、「感動した」「心が震えた」といった場面で使うのが正しい。「怒りを買う」ときには絶対に使うな。

お前ら、もう間違うなよ?

日本語は繊細な言語だ。誤用すると、お前の知性が疑われる。

特に「琴線に触れる」を間違って「怒りを買う」と思っている奴は即刻修正しろ。
文化庁のデータを見る限り、日本人の3人に1人が誤解しているレベルだから、これを読んでいるお前も怪しいぞ?

これを機に、正しい使い方をマスターしておけ。
間違った使い方をしている奴を見かけたら、全力で指摘してやれ。
それが日本語を守ることにつながるんだからな。

では、今回はこのへんで終わりだ。次に間違えたら承知しないからな?

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