華麗なる労働生活、疲労と虚無の1か月
働き始めてから1か月。
この期間が地獄でしかなかったことは自信を持って断言できる。
今まで「社会人ってまあまあしんどいよ」なんて軽く聞いてたが、それどころじゃない。
毎日が地獄のような疲労感。
体はどんどん重くなるし、四六時中眠気に襲われ、全身が痛む。
正直、俺が今やってるこの労働って、合法なのか?と疑問に思うレベルだ。
デスクワークじゃない、肉体労働の底なし沼
勘違いしてるやつもいるかもしれないが、俺の仕事はデスクに座ってパソコンをカタカタするオフィス仕事なんかじゃない。
いやいや、俺は重い荷物を持ち上げたり、屈んだり立ったりを延々と繰り返す肉体労働。
朝から晩まで動きっぱなしで、ちょっと休もうと思ったらすでに次の仕事が待ってる状態。
立ちっぱなしで筋肉はパンパン、汗が滝のように流れ、ヘトヘトの体で帰宅するときには「俺、今日命削って金稼いだんだな…」としみじみ実感するほどの消耗っぷり。
座っているだけの仕事の人々には一生理解できないだろうが、体力勝負の仕事は精神だけでなく肉体そのものをも蝕む。
肩も腰もバキバキ、体のいたるところが限界に近づいているのがよく分かる。
この状態で毎日働くとか、冗談じゃない。
家に帰る体力ゼロ。自炊?むしろ生活が崩壊中
仕事終わり、ヘトヘトの体で帰宅しても待ってるのはご褒美なんかじゃなく、すさんだ部屋。
もちろん自炊なんて無理。何か作る気力なんてあるわけがない。
仕事を終えて帰ってきた頃には、もうキッチンに立つ余力なんて完全に尽きている。
コンビニの弁当やスーパーの総菜ばかり食べているが、これも地味にお金がかかる。
まさか、自分が稼いだ金が全て吸い取られるなんて誰が予想したか?
その上、生活環境も壊滅的だ。部屋は散らかり放題。床には脱ぎ捨てた服、テーブルには食べかけの惣菜パックが山積み。
片付けようと思っても「後でやろう」の無限ループに突入し、もはや部屋そのものが「片付けたいという意志」を拒絶するエリアになりつつある。
いやもう、部屋が俺の意思を奪い取っているのか?とすら思えるレベルだ。
かろうじてお風呂はキャンセルしてないぜ
労働の報酬は疲労だけ。金は残らず、時間も体力も消えるだけ
さて、肝心の給料。確かに、働いた分の金は口座に振り込まれている。
だが、その金がどうなっているかは見るに堪えない。
生活費、食費、ついでにコンビニ代に飛んでいき、次の給料日を迎える頃には口座は限界。
せっかく肉体を酷使して稼いだ金がすべて流れていく、この虚しさたるや。
結局のところ、労働の見返りって疲労だけなのか?と思ってしまう。
モンハンワイルズでYouTubeデビューする
このまま死ぬまで肉体労働で自分の体を削る人生…そんなのは、さすがに勘弁だ。
だから考えている。来年は「モンハンワイルズ」でYouTubeデビューし、ゲーマーとしての才能で人生を逆転する計画。
すでに心の中では何度も配信しているし、視聴者が熱狂して俺の動画を再生する様子も鮮明に見える。
あのゲームのスキルで「世界の俺様」を示して稼ぐ、これは確実にうまくいく未来が待っている。
このまま働き続けたら体も壊れるし、俺の人生も完全に終わるだろう。
だが、配信で成功した未来の俺が、過去の自分に語りかけるように「その選択が正解だった」と称賛する光景を、俺は今確信を持って想像できる。
だから今は耐える。
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