牛角の女性半額にキレる男性と女性の矛盾

牛角が女性限定で半額キャンペーンを実施したことで、ネット上で男性が激怒しているという現象が話題になっている。

なぜかって?その反応に対して「ひょっとして異性と食事に行くという発想が…ない?」という煽りが飛び交っているからだ。

しかも、その煽りがウーマンリブの主張と全く矛盾してるっていう皮肉な展開が面白すぎる。
何が矛盾してるか?それを解説してやる。

目次

ウーマンリブが唱え続けてきた「結婚や恋愛だけが人生じゃない」

まず、ウーマンリブが何十年も訴えてきたのは「結婚や恋愛だけが女性の人生の全てじゃない」ってこと。

つまり、女性には自分のキャリアや自己実現があって、それを追求するのが素晴らしいという思想だ。
これには賛同する女性も多く、確かに結婚や恋愛に縛られない自由を手に入れるのは大切なことだろう。

でも、その同じウーマンリブを掲げる層が、今回の牛角の件で「異性と食事に行かないなんてあり得ない」って煽りをしてるわけだ。

おいおい、結婚や恋愛が全てじゃないって言ってたんじゃなかったのか?

男女の賃金差と「結婚できない非モテ女」

さらに、男女の賃金差についても触れておこう。

これもまたウーマンリブのテーマの一つだ。
男女同じ仕事をしているのに、女性の方が賃金が低いのは不公平だと主張している。

それ自体は理解できるが、その主張に対して「結婚できない非モテ女が文句言ってるだけ」という煽りが飛んでくるのも事実だ。
これ、どっちもどっちだろ。

結局、自分の都合の良いところだけ主張して、他人を貶めることに快感を覚えているだけじゃないか?
いや、それどころか、男女の賃金差にキレるのは結婚できない非モテ女だけだってことが、はっきりわかんだね。

結局、何が問題なのか?

この一連の現象から分かるのは、人間は結局、自分が得することにしか興味がないということ。

女性が半額になることで男性が「俺たちは?」って怒るのもわかるし、その男性を煽る女性が「異性と食事に行く発想がないんじゃない?」って嘲笑するのも、また一つの反応だ。

でもさ、どっちも所詮は自分の立場からしか物事を見てないんだよな。

ウーマンリブだの男女平等だの言ってる割には、結局のところは自己中心的な考えに過ぎない。
だから、牛角の女性半額にキレてる男性も、煽ってる女性も、どっちもどっちでしかないんだよ。

つまり、結婚や恋愛だけが人生じゃないと言いながら、異性との食事が当たり前だと煽るのは矛盾そのもの。

結局、都合のいい部分だけを抜き出して、他人を攻撃することで自分の優位性を誇示しようとしてるだけ。
それが現代のSNS時代の病理ってわけだ。

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